平成28年 第1回地域学が行われました。
2016/07/11
平成28年度の地域学が4月14日(木)から始まりました。地域学は自然科学・社会科学、人文科学など、様々な分野の講師の方々によって全10回講義が行われます。この授業の特徴は全10回の座学は本学と山口東京理科大学がテレビ会議システムを通じて共同で行い、その後大学ごとにフィールドワークを行うということです。また、地域学は公開講座になっており、地域の方々にも受講していただいています。
第1回地域学では、山口県立大学の坂本俊彦先生より、前半は授業の概要やフィールドワークについて、後半は講義を受ける際に“意識してもらいたいこと”について講義をしていただきました。
講義では、「地域とは全体に対する一部分である」という考え方を基に、地域について考えるときは、もっと大きな枠組みが地域という一部に常に影響を与えているということを意識しなければいけないとお話をいただきました。また、講義を受ける際には、そのお話しがどのようなひろがりをもっているのか、自分とどのようにつながっているのかということを常に考えること。そして、授業を通して「地域」と向き合うことで「私たち」が「地域」に対して何かできることはないかということを常に意識しながら講義を受けてほしいと伝えられました。
授業が終わる際には、学生たちから大きな声で「ありがとうございました」と挨拶があり、しっかりと坂本先生の想いが伝わったように感じました。
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