個性的小規模大学連携による地域活性型 E-quality 仮想的大学の創生 (文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」による連携取組)

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平成28年 第2回地域学が行われました。

2016/07/11

第2回 地域学は、秋吉台科学博物館 名誉館長の庫本正先生による「山口の自然」というテーマで講義をしていただきました。庫本先生は昭和34年から秋吉台科学博物館で学芸員をされていたということもあり、今回は秋吉台の自然や歴史、文化、産業に触れながら、秋吉台地域の特性や観光への取り組みについてお話をいただきました。

前半は、日本最大の石灰岩地域であるカルスト台地の自然や鍾乳洞について詳しく解説していただきました。石灰岩地域ならではの生物や植物も存在する自然豊かなこの地域はその恩恵を受け、多くの産業や観光が栄えたそうです。しかし、時代の移り変わりとともに秋吉台地域の観光客は減少。従来の観光では現状を打破できないと考え、新しい観光をスタートさせました。それが、「グリーンツーリズム」「エコツーリズム」です。

後半は、「エコツーリズム」についてお話をしていただきました。ツアーの目的は、秋吉台地域の自然にふれ合いながら参加した人たちが知的創造を楽しむこと、自然とは何か?について考え、自然と一体になること。ツアーでは半日をかけて、実際に秋吉台地域を歩きながら、自然そのものを探究するそうです。授業内ではエコツアーの1つ、「良悟松が枯れた」というツアーについてご紹介いただきました。庫本先生はツアーについて、どのようにガイドをしたら良いかは分かるけれども、たくさんの参加者を集めることがとても難しく、ツアーを実施することのむずかしさを感じているとお話されました。

今回の講義では、秋吉台地域について学びながらも、自然共生を基に町づくりをしていきたいという庫本先生の想いが伝わる講義になりました。今後の地域の活性化について私たちも真剣に向き合わなければならないと強く感じました。

 

また、講義の最後には、秋吉台で撮影された、様々な写真を見せていただきました。この授業をきっかけに今後の秋吉台地域の活性化に興味のある学生が増えたらいいなと感じました。


作品名「霧の河」

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